第二種販売主任者とは?に掲載している第二種販売主任者資格の合格率を2021年度版に更新しました。
以前掲載していた2020年度版の行き場がなくなったので、記事にして保存しておきます。
2020年度の高圧ガス第二種販売主任者資格の合格率は?
2020年「全体の」合格率は54.7%
「全体の」と書いたのは、第二種販売の試験には類似資格を持っている有資格者には、一部・または全部免除という制度があるためです。
試験科目が一部・全部免除されている方の合格率は82.20%と非常に高い合格率です。
つまり、全科目受験の方が合格率を下げているのです。
2020年の第二種販売試験の合格率一覧
受験者数 | 合格者数 | 合格率(%) | |
全科目受験 | 4,477 | 1,789 | 40.0% |
高圧法免除 | 34 | 15 | 44.1% |
液石法免除 | 353 | 186 | 52.7% |
高圧法・液石法免除 | 3 | 3 | 100.0% |
保安管理技術免除 | 1,514 | 1,309 | 86.5% |
高圧法及び保安管理技術免除 | 164 | 143 | 87.2% |
液石法及び保安管理技術免除 | 182 | 165 | 90.7% |
全科目免除 | 161 | 161 | 100.0% |
全体 | 6,888 | 3,771 | 54.7% |
出典:高圧ガス保安協会 国家試験の合格率の公表を参考に作成 http://shiken.khk.or.jp/shiken.html
法令(高圧法、液石法)、保安管理技術ともに受験する方の合格率は40.0%です。
出願者ベースではなく、受験者ベースで半数以上が落ちています。
さて、あなたは免除される方でしょうか。
それとも、全科目受験する方でしょうか。
2020年と2021年の合格率を比べると?
受験者全体の合格率は54.7%から53.7%と1.0ポイントの下落。
最も比率が大きい全科目受験の合格率は40.0%から34.8%と5.2ポイントの下落となりました。
保安管理免除の合格率(84.7%)が高いことを考えると、保安管理がめっちゃ難しかったのかもしれません・・・