以前掲載していた2021年度版の行き場がなくなったので、記事にして保存しておきます。
2021年度の高圧ガス第二種販売主任者資格の合格率は?
2021年「全体の」合格率は53.7%
「全体の」と書いたのは、第二種販売の試験には類似資格を持っている有資格者には、一部・または全部免除という制度があるためです。
試験科目が一部・全部免除されている方の合格率は79.60%と非常に高い合格率です。
そう、全科目受験の方が合格率を下げているのです。
2021年の第二種販売試験の合格率一覧
受験者数 | 合格者数 | 合格率(%) | |
全科目受験 | 4,643 | 1,617 | 34.8% |
高圧法免除 | 46 | 17 | 37.0% |
液石法免除 | 443 | 195 | 44.0% |
高圧法・液石法免除 | 6 | 5 | 83.3% |
保安管理技術免除 | 2,227 | 1,887 | 84.7% |
高圧法及び保安管理技術免除 | 153 | 140 | 91.5% |
液石法及び保安管理技術免除 | 322 | 269 | 83.5% |
全科目免除 | 167 | 167 | 100% |
全体 | 8,007 | 4,297 | 53.7% |
出典:高圧ガス保安協会 国家試験の合格率の公表を参考に作成 http://shiken.khk.or.jp/shiken.html
法令(高圧法、液石法)、保安管理技術ともに受験する方の合格率は34.8%です。
出願者ベースではなく、受験者ベースで半数以上が落ちています。
さて、あなたは免除される方でしょうか。
それとも、全科目受験する方でしょうか。
2021年の第二種販売試験の傾向まとめ
受験者は6,888名から8,007名に1,119名増加。
合格者数は全体平均だと54.7%から53.7%とさほど変わらない数字だったものの、全科目受験だと40.0%から34.8%と大幅ダウン。
免除を受けている人は8割程度合格している。
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